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浸透性撥水保護剤について

浸透性撥水保護剤(御影石・大理石等 低吸水率商品用)

5228 ハッスル山
 
【効果・特長】
●優れた撥水性・吸水防止効果により、水を起因としたトラブルから石材を守ります。
●石材の色、質感を損なうことなく、自然に仕上がります。
●内外装に使用できます。
●処理した石材は簡単に汚れが除去できるため、維持管理、メンテナンスを容易にすることが出来ます。
●経年変化による白化、黄変等はありません。
●御影石、大理石など比較的吸水性の低い石材にご使用下さい。ライムストーン、サンドストーンなど吸水性の高い場合は「5229 ハッスル丸」をご使用下さい。
 
【性状・荷姿】
品名
5228 ハッスル山
外観
無色透明な溶液
成分
フッ素樹脂と特殊複合シリコーン化合物の混合体
溶剤
第4類第2石油類 第3種有機溶剤
取り扱い
火気厳禁
貯蔵性
1年 (30℃以下密閉状態で保管)
荷姿
4L入り角缶
 
【耐久性について】
●歩行面については約1年が目安です。ただし、歩行頻度により異なります。
●耐久性は使用場所、環境条件、石材の種類などにより異なります。効果を持続させるため適切なメンテナンスを行なって下さい。
 
【注意事項】
●ご使用については「施工マニュアル」以降を必ず読んで下さい。
●危険物に該当しますので、火気には充分に注意して下さい。
●有機溶剤を含んでいますので、室内での作業は換気を充分に行ない、必要に応じ有機ガス用防毒マスクなどを着用して下さい。
●取り扱いについては皮膚に触れないようにし、保護手袋、保護眼鏡、保護衣を着用して下さい。
●眼に入った場合は、直ちに多量の水で良く洗い流した後、必要に応じて医師の診察を受けて下さい。
●皮膚や作業服に付着した場合は、水と石鹸で充分に洗い落して下さい。
●容器から出し入れする場合は、こぼれないように注意して下さい。もし、こぼれた場合はウエスなどで拭き取って下さい。
●保管場所については直射日光を避け、30℃以下の換気の良い涼しい場所で施錠をし、火気、熱源から離れた場所に保管して下さい。
●容器のフタは、薬剤を出し入れする時以外はしっかりと閉めて下さい。
●他の溶剤を混合することなく原液を使用して下さい。
●スプレー塗布は絶対に行わないで下さい。(厳重)
●使用上の注意や保管方法の詳細については、製品安全データシート(MSDS)をご参照下さい。
 

 施工マニュアル
必ず施工前にお読みになり、マニュアルに従って施工を行って下さい。 


標準塗布量
御影石鏡面仕上げ
10~12/L
御影石バーナー仕上げ
7~10/L
大理石鏡面仕上げ
10~15/L
※石材の吸水率により塗布量は異なりますので目安として下さい。
 
塗布方法
予備テスト ・サンプル板等で下記方法にしたがって塗布し、色調等の確認を行なって下さい。
        ・前記を参照に塗布施工が可能かどうか石材の状態確認をしておいて下さい。
    ↓
前処理  石材の汚れを除去します。
    ↓
乾 燥  石材を十分に乾燥させて下さい。
(モルタル目地の場合は、目地の乾きが目安となります)
    ↓
塗 布  原液をきれいな刷毛、ウエス等で均一に塗布して下さい。
標準塗布量を参照にし、2回に分けて塗布しますので、塗布量の半量を目安にして下さい。
 
御影石/大理石の鏡面仕上げ
拭き取り
塗布後20~30分ほど経過したら、乾いたキレイなウエスで拭き取りを行ないます。
再塗布
前と同じ方法で均一に塗布して下さい。
最終拭取りは角度を変えて見ながら、油分が残らないように充分に行なって下さい。
拭き取りが不充分ですとベタつきや足跡が残りますのでご注意下さい。
 
御影石バーナー仕上げなど凹凸面
拭き取り
基本的に拭き取りは行ないませんが、石材表面にいつまでも液溜りが残るようでしたら拭き取って下さい。
(白御影石以外の場合は、色ムラになる石材もあります。この場合は拭き取りを行なって下さい。)
再塗布
前と同じ方法で均一に塗布して下さい。
※必要に応じて拭き取り
 
5228 ハッスル山」の施工にあたって
1. 下記の場合での施工は避けて下さい。
 天候 -特に外部での施工-
 a. 雨天時での施工
     施工前/施工中/施工後に過剰な湿気や水がかかるとムラになりますので、雨天時には施工しないで下さい。乾燥養生の間にも雨があたらないよう、施工後の天候にも気をつけて下さい。
  b. 暑い時期/気温25℃以上での施工
    寒い時期/気温5℃以下での施工
     石材が熱いと乾燥が早すぎ、冷たいと保護剤の浸透が悪く、いずれも深い浸透層を形成しないため、本来の効果が望めなくなります。
※気温が高くても、日陰などで石材自体の表面温度が低ければ、施工可能ですが充分に注意して下さい。
 ◆石材の状態
  a. 濡れている状態/湿気の多い状態
  b. 石材下部から水が染み上がっている状態-斑点状
  c. 目地周辺に水シミや、コーキング材の油分シミがある場合
  d. ワックスが塗布されている、またはされたことがある石材
    特にバーナー等の凹凸仕上げ面では石材の空隙に浸透したワックスを完全に除去することが難しいため。
 ⇒いずれの場合も保護剤の均一な浸透が妨げられるため、吸水防止効果にムラが生じます。
 
2. 裏面/側面処理として使用しないで下さい。
  セメントモルタルやコーキング材との接着力を落とします。
 
3. 前処理
 a. 保護剤を塗布する前に必ず洗浄を行なって下さい。汚れた状態で塗布施工を行なうと、そのままの状態で残り、後での除去が難しくなります。
 b. 洗剤によっては石材を痛めてしまったり(白くしたり)、シミになって広がったりというケースがありますのでご注意下さい。
 
4. 凹凸仕上げ面の注意
  一部の黒、赤御影石は濃色になるものがあり、その場合は拭き取りが必要です。
  色調に問題が生じないか必ず事前にテストを行ない、確認をして下さい。
 
5. 安全な取り扱いについての詳細は、製品安全データシート(MSDS)をご参照下さい。
  有機溶剤を含んでおりますので、使用にあたっては換気をよくし、火気厳禁で作業して下さい。

浸透性撥水保護剤 (ライムストーン・サンドストーン等 高吸水率商品用)

5229 ハッスル丸
 
「5229 ハッスル丸」はアルキルシラン化合物とアルキルシロキサン化合物の混合体で、無色透明な溶剤系の液体です。
従来からあるシラン系モノマーの欠点である吸水防止能力、シラン系オリゴマーの欠点である耐久性等を改良した、高浸透性撥水保護剤です。
「5229 ハッスル丸」はライムストーン・サンドストーン・テラコッタ・セメント系二次製品・レンガ・タイル目地等に簡単に塗布でき、内部に深く浸透し、化学反応によって極めて耐候性に優れた厚い防水層を形成して、長期にわたり老化、風化、凍害、塩害、エフロ(白華)、汚れ等から守ります。
この防水層はフィルム(被膜)を形成しておらず、塗布体本来の通気性を保持しているため、撥水性がありながら、気体となった水等は自由に通過します。したがって、「5229 ハッスル丸」塗布体内部に湿気が異常に溜まることもありません。
 「5229 ハッスル丸」塗布体は乾燥すると塗布前とほとんど同じ色相になり、異様な光沢が出たりすることもありません。
 
【効果・特長】
1. 優れた吸水防止能力
  石材本体の吸水率を未処理に比べ1/5~1/10に低下させ、水の浸透を防ぎますので、汚れを防止するとともに、塩害、凍害、カビの発生、エフロ(白華)現象等から石材を長期にわたり保護します。
2. 長期耐久性
  耐紫外線、耐候性に抜群の効果を発揮します。また石材への浸透力が強く、その吸水防水層は吸水率の違いにもよりますが、2mm~6mmと大きく耐久性は抜群です。
3. 耐汚染性・耐風化性
  塗布体内部に深く浸透し吸水防止層を形成するため、エフロ(白華)現象を吸水防止層境界内側にとどめ、汚染、風化、中性化を防止します。
4. 耐薬品性
  PH2~14の範囲で効果を発揮します。
5. 使用用途
  ライムストーン・サンドストーン・テラコッタ・セメント系二次製品・レンガ・タイル目地等、吸水性の高い商品に効果を発揮します。
 
【性状・荷姿】
品名
5229 ハッスル丸
外観
無色透明な液体
成分
アルキルシラン化合物とアルキルシロキサン化合物の混合体
溶剤
第4類第2石油類 第3種有機溶剤
取り扱い
火気厳禁
貯蔵性
1年 (30℃以下密閉状態で保管)
荷姿
4L入り角缶
 
【耐久性について】
●歩行面については約1年が目安です。ただし、歩行頻度により異なります。
●耐久性は使用場所、環境条件、石材の種類などにより異なります。効果を持続させるため適切なメンテナンスを行なって下さい。
 
【注意事項】
●ご使用については「施工方法」以降を必ず読んで下さい。
●危険物に該当しますので、火気には充分に注意して下さい。
●有機溶剤を含んでいますので、室内での作業は換気を充分に行ない、必要に応じ有機ガス用防毒マスクなどを着用して下さい。
●取り扱いについては皮膚に触れないようにし、保護手袋、保護眼鏡、保護衣を着用して下さい。
●眼に入った場合は、直ちに多量の水で良く洗い流した後、必要に応じて医師の診察を受けて下さい。
●皮膚や作業服に付着した場合は、水と石鹸で充分に洗い落して下さい。
●容器から出し入れする場合は、こぼれないように注意して下さい。もし、こぼれた場合はウエスなどで拭き取って下さい。
●保管場所については直射日光を避け、30℃以下の換気の良い涼しい場所で施錠をし、火気、熱源から離れた場所に保管して下さい。
●容器のフタは、薬剤を出し入れする時以外はしっかりと閉めて下さい。
●他の溶剤を混合することなく原液を使用して下さい。
●スプレー塗布は絶対に行わないで下さい。(厳重)
●使用上の注意や保管方法の詳細については、製品安全データシート(MSDS)をご参照下さい。
 
【施工方法】
1. 下地の確認
 ①処理面に旧塗膜がある場合は、完全に取り除き、必ず試し塗りを行なって下さい。
 ②処理面のホコリ、油汚れ等付着物は充分に洗浄し、水洗後は完全に乾燥させて下さい。(含水率8%以下が理想)
 ③クラック、巣穴等がある場合はセメント系フィーラー、シーリング材で補修して下さい。(水性のセメント系フィーラーとは接着がよくありませんので、樹脂を混合して下さい。)
2. 施工
  ①「5229 ハッスル丸」は希釈せずにそのままご使用下さい。
  標準塗布量 1ℓ/3㎡~5㎡
 ②塗布方法はローラー、ハケの方法が可能です。(スプレー厳禁)
 ③塗布面が乾燥すると無塗布面との区別がつかなくなりますので、無塗布面が残るのを避けるために、一つのブロック毎に中断する事なく連続して処理するようにして下さい。
 ④塗布面はムラなく平均に塗布し、石材内部に深く浸透させるには一度に厚塗りせず2~3回に塗り重ねて、規定の量を塗布して下さい。
 ⑤処理面は20℃で4時間後位から効果がでます。その間に処理面に雨や水がかからないように注意して下さい。
 ⑥外壁タイルのセメント目地に塗布する場合は、全面に2~3回に分けて塗布します。塗布後タイル面を空拭きして下さい。
3. 施工上の注意
 ①溶剤を含んでいますので、火気、安全衛生には充分注意して下さい。
  作業を行なう場合は、必ずガスマスク等を使用し、通風を確保して作業して下さい。
 ②「5229 ハッスル丸」は浸透型ですので、浸透しない物(金属、プラスチック等)にはあまり効果が期待できません。
 ③「5229 ハッスル丸」は旧塗膜を侵す場合がありますので、旧塗膜を完全に取り除いてから塗布するか、試し塗りを行なってからご使用下さい。
  効果確認のため、必ず試し塗りを行なって下さい。
 ④作業後、使用した器具はラッカーシンナーで充分に洗浄して下さい。
 ⑤皮膚に付着した場合は、石鹸などで良く洗って下さい。